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サンライズ小屋・メドウ小屋・ビスタ小屋 共通情報

 上記各小屋は標高2135m〜2190mに位置し、小屋の作りはほぼ同じ。小屋の玄関を入るとブーツルームといわれるシューズ、荷物置き場があり、ここで登山靴を脱ぎ、室内履きに履き替える。ブーツルームを抜けると共用スペースとなり、共用スペースにはリビング、ダイニングテーブル、キッチン、簡易洗面所、スタッフ用の部屋がある。階段をあがるとベッドルームとなり、2人部屋、3人部屋が合計6室の間取り。2008年春に改装されたベッドルームは清潔で、夜の安眠を約束してくれる。
 小屋の規模は小さいが、グループでの貸し切りとなるので、日本の山小屋では感じることのできないリラックスした空間を体験することが可能だ。
 各小屋の外にはサウナ室が隣接する。サウナ室内には薪暖炉があり、薪を燃やすことにより温めるタイプとなっている。ドライサウナは、体があたたまってきたら室内に用意されているお湯で汗と一緒に洗い流すとさっぱり気持ちがよく、一日の疲れをいやしてくれる。薪暖炉には水をかけないように注意が必要だ。水は湖、小川から運搬しているので節度ある水使用で、小屋スタッフに協力をしよう。
 トイレは汲み取り式トイレが各小屋から30mほど離れた場所にある。

  エスプラナーデ・トラック イメージ1
 
 
エスプラナーデ・トラック イメージ2

Copyright GAH

 
センチュリー小屋

 2001年に建設された一番新しいロッジ。標高2109mに位置するこのロッジには、最新鋭の水力発電により発電をおこなっているので、エコにも配慮されているのが特徴だ。館内には室内トイレ、シャワーが完備され、大縦走のあとにさっぱりシャワーを浴びることも可能。飲み水も蛇口から手に入れることができるので、あたかも家にいるかのような滞在を満喫することができる。
 ちなみに、英語のSentry/センチュリーとは、歩哨、見張り番という意味であり、エスプラナーデ山群のさらに奥地にあるこの山小屋が、山の見張り番という意味を込めて名付けられてる。

 
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各小屋周辺情報
 
 
 
サンライズ小屋

 小屋の東側に谷がひろがっており、素晴らしい朝日が見えることからこの名前サンライズ(日の出)が名づけられた。
 周辺ハイクとして、アバランチピーク、コーンピーク、ケルンピークなどの山に登頂することが可能。それぞれの山頂からは360度の大パノラマで、コロンビア山脈、ロッキー山脈の山々を見ることができる。朝晩の散歩コースとして定評があるのが、パノラマドーム。片道30分ほどで着く展望ポイントで、朝方に発生することが多い、雲海を楽しむことが可能だ。エスプラナーデ山群の最高峰カポーラマウンテン(2632m)にも是非挑戦したい。

 
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サンライズ小屋周辺

 

アバランチピークへの登り

 
 
 
メドウ小屋

 一番花の種類が多いことで評判なのが、このメドウ小屋。メドウ/meadowとは高山帯に広がる草原という意味であり、メドウ小屋のまわりには大きなメドウが広がっているところから、この名前が付けられた。
 周辺ハイクとしては、鮮やかな青色を放つエレクトリックブルーレイク、ニュークリアーブルーレイクなどの湖やワカビピーク(2620m)に登頂することも可能。

 
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メドウ小屋

 

メドウレイク付近

 
 
 
サンライズ小屋

 ビスタとは展望という意味。小屋の東側が崖になっているので、非常によい展望が期待できるところから名づけられた。
 周辺には、コロンビア大氷原が一望できるトランドルポイント、ビスタピーク、ティールレイクなどに足を伸ばすと良い。また、時間がない時は小屋のすぐ下にあるシュリスティングレイクなどがお勧め。

 
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高山植物の庭園

 

ワカビピークへの登り

 
 
 
センチュリー小屋

 エスプラナーデ山群の最深部に位置するこのロッジの周辺は、登山道が未整備な場所が多く、ガイドと一緒に自分の好きな場所を歩くことができるのが特徴だ。
 周辺には、センチュリーマウンテン、ランパートピークの登頂、稜線と稜線で結ばれた数々の湖を巡るコースなどとてもバラエティに富んだエリアである。

 
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テトラスレイク
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付近の清流
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